矯正治療は「高い?怖い?長い?年令制限?」あなたは真実を知りたくありませんか?
矯正治療については、うわさのほうが一人歩きします。
私が知ってる本当のことを話します。
まずは基本中の基本。子供と大人では技法も目的も期間も違いがあります。
そしてまず子供に関しては、
- 乳歯の時
- 大人の歯と乳歯が混在してる時
- ほぼ大人の歯だけの時
時期だけに分けると3パターンになります。
そして各パターンで目的も手技も期間もお金も違います。
何故このようになるのか?
考えてみれば当たり前ですが、「成長」が絡むからです。
子供にとって「時は金なり」ではなく「タイミングは金なり」です。
成長を見守り、時期を見逃さずに、最小で最大の効果を得ることです。
歯並びだけを問題にするのではなく、成長(心、身体)に対しても気を配ることです。
資料をきちんと収集して、診断し続けることが最初にやることです。そのために当院が行っている子供クラブ(モッチキッズ)がかなり有効です。
子供さんの歯並びに関してよくある質問に答えてみます。
第一位 歯並びって遺伝なんでしょう?
受け口といって、下顎が出てる症例。俗に言う「しゃくれ」は遺伝の要素が濃いです。
それ以外は、顔つきは少しご両親に似ますが、歯並びはかなりコントロールできると思います。遺伝だから「あきらめる」というのは大きな間違いです。特に最近の顔の小さい子供たちに多い出っ歯や、がたがたの歯並びは、遺伝の要素は少ないです。
第二位 お金が高いんでしょう?100万以上とか
ケースによって違います。当院においては子供の矯正は「保険内〜50万円」に納まるはずです。成長が大きな要素ですから、成長のお手伝いをするだけで、管理をするだけで何とかなる子供たちは大勢いるのです。実は私の下の子供もそうでした。
子どもの矯正は「タイミングは金なり」です。
第三位 少々歯並びが悪くても死にやせん
おっしゃるとおりです。異論はありませんが・・・
私も子供たちの歯並びだけを問題にするのなら、こんな文章は書きません。
それでは皆さんに質問です。
「歯並びの悪いおばあさんを見たことがありますか?」
たとえば「糸切り歯が目立つ八重歯のおばあさん」とかね
私は歯科医です。20年間沢山患者さんを診て来ました。結論は「ありません」一人もありません。では昔八重歯だった人は年をとってどうなっているのでしょうか?どこに消えたのでしょうか?
答えは「入れ歯」です。受け口も出っ歯もそうです。歯並びが悪いままのお年よりはこの世にいないのです。上下で28本あった歯は、かなり失われているのです。時代背景が違うのはありますが、極端すぎる悲しい事実です。
歯並びが悪くても命は死にません、歯が死ぬだけです。
第四位 「幼稚園の頃と顔つきが変わってきたのですが、歯のせいかしら?」
「どういうところが違ってきました?」とお母さんにお尋ねすると
- 「口元が出てきた」
- 「ぽかんと口を開けている」
- 「唇が閉じない」
- 「姿勢が悪い」
- 「鼻のアナが上を見てきた」
- 「黒目が小さくなった」
- 「目の大きさが違う」
- 「顔がゆがんできた」
- 「横顔がなんか??」
- 「しょっちゅう鼻が詰まる」
結論を言うと、かなり当たっています。顔の中で年齢と共に一番変化して、なおかつ毎日使うものはお口ですから。しかし原因の半分は、生活習慣、とりわけ「口呼吸」です。
そして口呼吸は全て(身体、心も含む)の元凶です。
詳しくはこの本を




口呼吸を、鼻呼吸に改善することに対して、歯科医の矯正テクニックで大きな貢献ができます。文章にすると責任が伴います。今回ホームページに載せる訳ですから、多くの方の目に留まります。「耳鼻科の領域だろう」との声も出るでしょう。それでも敢えて書いたのは、「私にも子供がいるからです」そして「将来の日本は今の子供たちにかかっているからです」大きく出ました。実はこのホームページで言いたかったことの半分はこれです。
文章が長くなりました。大人の矯正については、金額は10万〜40万です。期間は半年から2年です。ケースによって違います。大人の矯正のメリットは虫歯、歯槽膿漏の予防になります。咬み合わせの改善に大きく役立ちます。お顔が変わります。姿勢が変わります。気持ちが変わります。結果として、お口の健康状態が必ず長持ちします。ちなみに年齢制限はありません。
当院の最高年齢の方は女性で71歳です。矯正をしようと思われた理由をお聞きしました。
「だんだん悪くなるので昔から気になっていた。最近やっと自分の時間ができたので、矯正しようかなと思った。おかしくなるのは嫌だし、少しでもキレイになりたい」でした。
中国のことわざに「木を植えるのに一番良い時期は20年前だ。次に良い時期は今だ」
というものがあります。大人の矯正はこのことが全ての前提です。過去には戻れません。未来はよく解りません。今が一番いい時期です。
追伸
上下顎自体のバランスが悪すぎて、「骨」自体手術しなくてはならない難しいケースなどは、県内の専門医(口腔外科も含む)にお任せする場合があります。